本を読むヨム yomyom’s diary

三度の飯より本が好き。

【朝活】早起きで「自分の時間」を手に入れる! 毎日忙しいあなたへ

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早起きって、辛いですよね。

多くの人が、毎朝「あと5分寝ていたい」という葛藤と闘っていることでしょう。

私もそんな一人です。

でも、あることをきっかけに気付いたんですよね。

「やりたいことがあるなら、早起きしなきゃダメだ」と。

 

私は看護師兼ブロガーという肩書きを名乗っていますが、少し前まではWebライターを1年ほどやっていました。

文章を書くことが好きだったのでWebライター業を始めてはみたものの、本業はフルタイム、なおかつ子育て中の身。

本業・家事・育児で1日が終わってしまい、ライティングする時間なんてありません。

じゃあ、どうするか?「早起きして書く時間をつくる」しかなかったんです。

 

Webライター業を始めたばかりの頃は、3時に起きたりしていました。

病気で体調を崩したのをきっかけに、現在Webライターはお休み中。

自分のペースでブログを書くスタイルとなり、調子の良いときは4〜5時頃に起きてブログを書くこともありますが、ほぼ6時起きの生活です。

 

でも、一度早起きの良さを知ってしまうと、早起きできなかった日はなんとなく後ろめたいというか、ちょっとした後悔の念が沸き起こります。

「ああ、今日は早起きできなかった。早起きすればブログが書けたのに」

「あと2時間早く起きたていたら、いろんなことできたのにな〜」と。

 

だからもう一度、3時とは言わず、せめて4時くらいには起きられる習慣を取り戻したい!

そして読んだのが、こちらの本です。

「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! 池田 知恵 著(マガジンハウス) 

池田千恵さんは、朝活ブームを作り出した第一人者。

私が勝手に憧れているライター業界の大御所、名もなきライターさんが「池田氏のnoteはどれを読んでも面白い」とコメントされていたのも、この本を手に取るきっかけとなりました。

 

この本は「早起きができるようになる本」ではありません。

「早起きすると、こんないいことあるよ!だから、あなたも早起きしてみない?」と背中を押してくれる本です。まるで頼りになる友人のように。

 

早起きで得られる、朝時間のメリット3つ

早起きすると、誰にもジャマされない「自分だけの朝時間」が生まれます。

朝時間を有効に使うメリットは、次のようなものです。

  1. クリアな頭で、急ぎではないけれど重要なことをじっくり考えられる。
  2. 段取りをじっくり考えることができるので、仕事が早く終わり、プライベートの時間が多く取れる。
  3. 睡眠時間を確保するために早く寝ようと、逆算してものを考えることができ、効率がアップする。(p.98)

朝起きてからの2〜3時間は、「脳のゴールデンタイム」と言われるほど、1日の中で最も脳がよく働く時間帯です。

これは睡眠中に頭の中が整理され、起きたときは「脳がまっさらな状態」だからといわれています。

物事を考えたり、予定を立てたり、創造的な仕事をするには、起床後の2〜3時間が勝負!なんですね。

 

もうひとつ、「何時に起きるか」以前に、「何時に寝るかを決める」ことが大事だということ。

早起きするためには早く寝る必要があります。当然といえば当然ですが、「4時に起きるために21時には寝る!」と決めることで、21時就寝という目標に向けて、帰宅してからの時間の使い方も変わってきます。

 

「早起きするぞ!!」と意気込む前に。その早起き、何のためですか?

目が覚めているときには「あれもしたい、これもしたい」と欲張っているあなたも、その思いが眠気に勝てなければ起きることはできません。「早起きしたい」と思う前に、「何のために早起きをするのか」を考える。つまり、目的意識を明確にすることが、早起きを続ける一番のコツなのです。(p.14)

私が早起きを始めたきっかけは、「ライティングの時間がない!!」ということでした。今であれば、ブログを書くorゆっくり読書をしたいから、そのための時間が欲しい。

動機は何でもいいのです。

朝時間を活用して、「将来の目標についてじっくり考える時間が欲しい」という人がいれば、「趣味のアクセリー作りをしたい」「資格試験の勉強をしたい」という人もいるでしょう。

 

早起きをするのは楽ではありません。

冬場の早起きなんて、暗いし寒いしで、孤独を感じて本当につらいです。

でも、ワクワクすることや自分を奮い立たせるような動機があれば、眠くてもつらくても「よし!!起きるぞ!!」と布団を抜け出す原動力になります。

あなたが早起きをしたい理由はなんですか?

 

早起きするためには、割りきりが必要。

二度寝の誘惑、よくわかります。でも、よく考えてみてください。二度寝しても、結局起きるつらさは変わらないのです。(p.25)

本当にその通りですよね。何時に起きようが「起きるつらさ」は変わらない。

4時起きでも7時起きでも、「眠い」し「もう少し寝ていたい」というのはさほど変わらない気がします。

しかも、「あと5分…あと10分……」と起きる時間を遅らせるのは、嫌なことを後回しにしているのと同じ。

どうせなら、さっさと終わらせてしまった方がいいですよね。

 

早起きのモチベーションアップに効果的!手帳活用法

「理屈はわかったけど、早起きはそんなに簡単じゃない」という人は、こんな手帳活用法を試してはいかがでしょうか?

夜寝る前に、次の日にすべきことをリストアップしておいて、朝、そのリストに沿って仕事をして、一つひとつ消すようにする手帳活用法です。(中略)明日しなければならないことを、「見える化」しておくことで、自分の気持ちに「引っかかり」を持たせておくのです。この引っかかりを作っておくと、それが朝起きる動機になります。(p.117)

この方法、なかなか効果的でした。

書き出すのは翌日やること・やりたいこと。

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仕事のこと以外に、「ワクワクすること」も書いておくのがオススメです!

実際にやっていたのは1年前で、恥ずかしながら挫折してしまいました。

もう一度この習慣を復活させてみようかな。

 

まとめ

この本を読んで、あらためて「早起き」にはメリットがたくさんあると気づきました!

 

  • 朝の数時間を「自分のためだけ」に使える
  • 時間の使い方を意識するようになる
  • 段取り力がつく
  • ゆとりを持って1日をスタートできるから、充実した気分になる
  • 朝が早いから、自然と夜も早く眠れる

 

私にとっては、ざっと思いつくだけでも、これだけのメリットがありました。

「時間」という有限なものを、ただ流されるように消費するのではなく、自分自身でコントロールすることで「自分の時間」が手に入ります。

 

「毎日忙しい!!」と感じている人に、ぜひ読んでほしい一冊です。

「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! 池田 知恵 著(マガジンハウス)