「好きを仕事に」したい人は必読!趣味やこだわりを仕事にしよう。 〜ヨッピー本を読んだ感想〜
こんにちは!
突然ですが、現在の私の関心事といえば、もっぱら「このまま組織に属して働くか、フリーになって在宅ワークするか」という問題。
かれこれ一年ほどこのテーマで悩んでいます。
「好きを仕事に!」
「会社で消耗しない、自由な生き方!」
「副業!」
こんなワードに、つい敏感になってしまいます。
最近読んだ「明日クビになっても大丈夫!」ヨッピー著(幻冬社)は、私のように働き方で悩んでいる人なら、ぜひ一読してほしい一冊です。
「好きを仕事に」っていうのは、結局のところ「好きで好きでたまらないことをひたすら続けて、世間に発信していたら仕事になった」ということ。
「やりたいことをひたすらやっていたら、仕事になっていた」なんて、理想ですよね。
それをヨッピーさんは体現している。それが、この本です。
- 会社を辞めるかどうか悩んでいる、もしくは辞めたい
- 仕事が面白くない
- 会社が倒産しそう、リストラされそうで不安
あとは、
- 副業したいけど、何をすればいいかわからない
- やりたいことが見つからない
という人にもオススメです。
ひとつでも当てはまる方はぜひ読んでみてください。
元気をもらえますよ!
将来が不安、でも何をすればいいかわからないという人は、とりあえず「明日クビになっても大丈夫!」を読もう!!
ヨッピーさんは、WEbライター業界では大御所中の大御所。
私も少なからず書くことをしているので名前は知っていたものの、「ちょっと(かなり?)お下劣な記事を書く人」というイメージで、失礼ながら記事は読んだことなかったんです。
でも、この著書を読んで、ヨッピーさんの底抜けの明るさと優しさが伝わってきて、本当に元気が出たんですよ。
「よし!やるぞーー!!」みたいな。
具体的に何を「よし!やるぞーー!!」となったかについて、書いていきますね。
今の時代、副業はやっておいたほうがいい
副業が禁止されていたり、時間的に無理…という人もいるかと思いますが、ここでいう「副業」は、「趣味の延長線上」ということです。
「社畜か?それとも起業か?」なんて極論もいいところだ。あんなものは無責任なクルクルパーだから言える事であって、貴方の事を親身になって考えれば「会社、辞めれば?」なんて気軽に言えるセリフではない。(p.62)
リスクを避けるためにも、まずは副業という形で趣味を発展させる事を考えるべきだ。(p.64~65)
「起業=自由」と勘違いする人も多いと聞くけど、自由だからこそ責任は全て自分。
土台となるモノ(資金だったり、これまでの経験や人脈など)が潤沢にある人は別として、いきなり起業するのはなかなかリスキーですよね。
「稼げない」時期は「稼がなきゃ」というプレッシャーで、すごく苦しいに違いない。
だから、本業という確実な収入源があるうちに、「別の道」(副業)となり得るものを見つけたほうがいい!とヨッピーさんは言っているのです。
「好き」は最強。副業するなら「熱中できるもの」一択
副業といっても、いきなり本業なみに稼げるわけではありません。
でも、それを続けることによっていつか本業なみに、もしくは本業を超えるほどの大きな収入源となる可能性を秘めています。
大事なのは、副業として「何をやるか」ということ。
そこでまずは、「熱中できるほど好きなもの(こと)」を見つけましょう。
だって、好きなものだったら四六時中その事を考えても苦にならないからね。サラリーマンとして、9時から18時までの時間だけその事を考えてるやつと、寝ている時以外ずーっとその事を考えてるやつが戦ったら絶対後者が勝つに決まってる。
だから、「仕事になり得る趣味」をみんな持った方がいいのだ。(p.58~59)
「好きを仕事に」なんて言葉は、もう100回くらい聞いたよ!って感じですが、やっぱり「好き」という気持ちは強い。
それについて考えたり実行する時間は幸せだし、「好きすぎてどんなにやり続けても苦にならない」というのは最強ではないでしょうか。
仕事をはじめとした様々なことって、「飽きる」「やらされてる感」が生じたときに「つまらない」「嫌い」となりやすいですよね。
私自身も、本とブログが好きすぎるが故にこうやって書いているわけですけど、これが副業になるかどうかは未知数。
大好きな読書・ブログで収入を得られるとなれば、それこそ万々歳なんですけど、今はとにかく楽しいから書いているという感じです。
でも、本を読んでいるときや、「この本をブログにどうやってまとめようかな〜」なんて考えている時間は本当に幸せですね。
好きなこと、趣味をアウトプットしよう! それがいつか仕事になる
私は三度の飯より本が好きです。暇さえあれば本を読みます。
私にとって、読書は長年の趣味であり娯楽です。
娯楽なので、これまでは「そのとき楽しければいい」という感覚で、読みっぱなしでした。
でも、最近になって「せっかくお金を払って本を買っているわけだし、何より自分の中に何も残らないのはもったいないな〜」という感覚になってきて、もうひとつの趣味である「ブログ」で趣味の読書をアウトプットすることにしたのです。
大事なのは消費して満足して終わり、ではなく、何かしらの「アウトプット」を世に対して続ける事である。(p.82)
読書でいうと、読みっぱなしの読書は「生産性のない趣味」。
時間を浪費するだけで、そこから何も生まれません。
でも、読んだ本の感想をアウトプットすることで、それは「生産性のある趣味」になります。
「アウトプットを前提にした読書」にシフトすることで、以前よりも遥かにに本の内容が頭に残るようになりました。
これは、 人様に読んでもらう「ブログ」という形で発信する以上、ある程度読み込んで、自分なりに本の内容を消化する必要があるからです。
本の内容を鵜呑みにせず、「本当にそうだろうか?」と考えながら読んだり、わからないことは調べ、関連のある内容を書き込みながら本を読むようになりました。
さらに、もっと大事なのはアウトプットを「世に出し続ける」こと。
趣味を「生産性のない娯楽」で終わらせるなら話は別ですが、いつか「副業」や「本業」として仕事につなげていきたいのなら、「世に出し続ける」ことが重要だとヨッピーさんは言っています。
ブログでも、Twitterでも、インターネットがある現代ならいくらでも方法はあります。
発信することで、あなたの趣味が誰かの目に留まります。
最初は純粋に趣味として楽しんでいたことでも、アウトプットを続けることで誰かの目に留まり、思いもよらず仕事につながるかもしれません。
好きでたまらない趣味があるなら、発信しよう!!
まとめ
ヨッピーさんも、駆け出しライターの頃にノーギャラでもライターを続けた理由について「めちゃくちゃ楽しい」から、と言っています。
副業としてマネタイズを考えるなら、「続けること」が何より重要。
そのためにはまず、
「ずっと続けても苦にならないくらい、大好きで楽しめることを見つけようよ!」
というのが、この本の主旨ではないでしょうか。
スキルもお金も、「好き」の後についてくるよ…と。
元気がない時に読み返したくなる一冊です。
モチベーションが上がること間違いなし!